気さくな挨拶

思ったことや体験したことをまじめに記事にしたりしなかったりするブログ。

【展示会レポ】チームラボボーダレス(teamlab borderless)に行ってきたが…!?思ってたんとちがった(感想・ネタバレ注意)

こんばんは。ぴんぐです。

 

前期が終了し、いよいよ夏休みに突入しました。

今年は6・3・3・4制の最後の年であるので、悔いなく過ごすことを目標に気合を入れて夏休みに臨みたい所存であります。

 

さて、7月の最後と8月の頭で、東京・お台場で開催されている二つの展示会に足を運んで参りました。

 

1つ目は、パレットタウンで開催されている

「森ビル デジタルアートミュージアムエプソン チームラボ ボーダレス」

2つ目は日本科学未来館で開催されている

デザインあ展 Design Ah! exhibision」

です。

 

短期間に2つの展示会を周ってみて、思うところがあったのでここに記しておきたいと思います。

長くなったのでチームラボボーダレス編とデザインあ展編で区切ります。今回はチームラボボーダレス編です。

多少のネタバレと批判的な内容を含みますが、自分用メモなのでお許しください。

 

 

チームラボボーダレス(teamlab borderless)について

borderless.teamlab.art

こちらが公式ページです。

 

 

 

チームラボの人気については存じ上げていましたし、3年前くらいに新江ノ島水族館で開催されていたイベントに偶然立ち寄ったこともあったので、全くの初体験というわけではありませんでしたが。

 

単刀直入に言えば

インスタ映えのために設けられた施設」

という感想でした。

 

 

 

 

私はインスタやツイッターなど個人が特定されうるものには鍵をかけて、身内以外に表示できないようにしているので、いいねの数やリツイートといったものには興味があまりないというのもあったので、そこに価値を見い出す人に需要があればよくてお前はターゲットではないと言われればそれまでなのですが。

 

 

 

チームラボボーダレスの公式ページには、

アートは、部屋から出て移動し始め、他の作品とコミュニケーションし、他の作品と境界がなく、時には混ざり合う。そのような作品群による、境界のない1つの世界、『チームラボボーダレス』。

境界のないアートに自らの身体を没入させ、作品群からできた世界を自らの身体で探索し、他者と共に新しい体験を創り出していきます。

520台のコンピューター、470台のプロジェクター、10,000㎡の圧倒的なスケール感と、複雑で立体的な空間が特徴の世界に類を見ない全く新しい世界です。

 

との記述があります。

結論から言うと、

「探索」も「没入」も「体験」も何もできなかったです。

探索するほど自由に動けないし、

没入するほど他者の存在に疎くもなれないし、

体験するほど子供でもない。

そんな感じ。

 

 

 

 

具体的な問題点。

  1. 人が多すぎる
  2. 回転率の問題
  3. コンテンツに新しさがない

1.夏休み効果はあると思いますが、人が多すぎます。

没入感を売りにするチームラボボーダレスにとってもっとも致命的だと思います。

 

2.全て①に付随する問題だと思いますけど、ランプの森は回転率重視で中に入られた時間なんて1分くらい。(長くいてどうすんだって意見もあるとは思いますが。)

逆に運動の森なんか回転率悪くてあちこちに行列。しかも地面が凸凹だから歩きにくいし子供は走り回るし暗いから親の目は届かないしカオスを極めてる。

ひとつのスペースに集めるからそこに人が滞留して回転率が下がるんですよ。

滞留した人を見て通り抜けたい人はゲンナリしちゃってろくに見ずに通過するだろうし。

 

3.今の時代プロジェクションマッピング中心というのは…少し…古いんじゃ…(個人の意見です)

地面や壁に描いた動物が投影されるあれも3年前見たし…

 

以上が私の感じた問題点です。

 

 

 

綺麗なんですよ。綺麗なだけです。

そこから見い出すものは何もない。

 

 

 

 

子供は楽しいかもしれませんね。というか、子供のような気持ちで楽しみに行くのが正解なのかもしれないです。

「きれい!」「すごい!」が正しい楽しみ方なんだと思う。

自分のようにメディアアートを通して何か感じさせられるものを求めていたり、何か新しい発見や体験を求めていた人間としてはあまり期待していたようなものではなかったです。

 

 

 

 

うーん、でも、よく考えたら、

水族館に行く時に「きれい!」「すごい!」「かわいい!」以外の感想が出てくるかと言ったら出てこないだろうし、私も水族館に新しい発見を期待して行くかって言われたら行かないと思うし。

同行者(20代男)はそれなりに楽しそうだったし。

メディアアートに長けたチームラボだからこそ、自分が期待しすぎていたっていうのもあるかもしれません。

 

 

 

 

唯一印象に残っているのはスマートフォンと連動して電飾の色が変わる展示です。

たくさんの人が個人の好みの色を好きなタイミングで放つので、自分の放った色がどこに行ってしまったのかわからず実感は薄かったですが、人が少なければこれはそこそこ面白い体験になったかも。

 

 

 

まあ、これだけ言っておきながらお花が移動する展示で同行者に撮ってもらった写真はちゃっかりアイコンにしたりしてます。笑

せっかくインスタ映えなのに使わないのはもったいないですしね。

 

 

 

批判ばかりになってしまいましたが、

過剰なまでの人の多さと、回転率さえ改善できれば顧客満足度は上がるとも思えます。

てか顧客満足度調査して公開してほしいです。

もっと期待はずれだったみたいなこと言ってる人多いと思ったけど、

私が思ったより評価は高いみたいだから定量的な評価が見てみたいであります。

 

 

 

デザインあ展編に続く

 

pnglog.hatenablog.com